3月30日(日)、クラリスブックスでの初のトークイベントがぶじ終了しました。
一冊の本を読んで、「これを書いた人に会いたい」と思ったのが二年半ほど前のこと。そのときは、まさかその思いがこのような会に結実するとは想像もしていませんでした。
その後クラリスブックスという場をつくって、いくつかの出会いがあって、するするといろんなことが決まっていきました。
いかに主体性をもって世界と関わるか。自分のなかに拡張したがっている小さな何かを見つけられるかどうか。暮しのなかのクリエーションとはどのように実践されるのか。
「拡張するファッション」を読み、「拡張するファッション展」を体感し、そして林さんとお話をするなかで、そういった事々についてたくさん考えました。その考えをプロテクトではなくシェアしていくこと。それが今回のトークイベントのテーマだったように思います。
会を終えたいま、まだあまり考えはまとまっていませんが、この日のことを何らかの形で記録したいと思っています。当初から「その場かぎりのイベントにはしたくない」という思いがあり、この日考えたことや感じたことを共有する目的でアンケートを作成し、参加者全員に配りました。皆さまからの返答を待って、なるべく近いうちに紙とインクを使ってこの日のドキュメントを作成するつもりです。
「裏テーマは ”出会い” ですね」
打ち合わせの際、林さんがぽつりと言ってくれた言葉が心に残っています。ものすごい雨と風のなか足を運んでくださった参加者の皆さま、どうもありがとうございました。
クラリスブックス 石鍋健太
▲ クラリスブックスの「拡張するファッション」フェア、もちろん継続中です!
▲『拡張するファッション』のこと(計4回連載)2014/01/22~2/28
コメントを残す