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杉浦康平をアートディレクターに迎え、松岡正剛編集による工作舎渾身の大作、
『全宇宙誌 空前の[星書]』のご紹介です。
「銀河をのぞむすべての遊星人に贈るブック・コスモス」と裏表紙に記載されたこの言葉がこの書籍を端的に物語っているかと思います。
「宇宙」に関する書籍は枚挙にいとまはないかと思いますが、『全宇宙誌』は1冊の本そのものを「宇宙」と化してしまおうという試みでしょう。黒地に白の印刷をベースに、カバー、折り込み、小口といった、あらゆる方向から情報が仕掛けられたレイアウトには、壮大な宇宙へと駆り立てられてゆく作り手たちの熱意と遊び心を感じずにはいられません。
ページにより様々なレイアウトがされ、黒白の世界であるのに飽きることはありません。最後のページに杉浦康平によるデザインの解説があります。
巻末に折り込まれた、「世界天文年表」と「宇宙文献リスト」
正直、字が小さすぎて読めません。。。
小口をビローンとやるとアンドロメダ星雲が。
小口を逆方向にビローンとやると星座があらわれてきます。
プラスチックカバーの上部が痛んでおりますが、他には問題ございません。
『全宇宙誌 空前の[星書]』
松岡正剛ほか AD/杉浦康平 工作舎 1980年 第二版 プラカバー
プラカバー背少イタミ有
30,000円
秋も深まり夜空も美しいこの季節、星も間近に感じられ宇宙に思いを馳せたら、ぜひこの本を手に取ってみることをおすすめします。
在庫は一点限りですので、品切れの際は、どうぞご了承ください。
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