こんにちは、石鍋です。
みなさんには ” 恩師 ” と呼べる人物はいますか。
私にはいます。中学・高校時代のワンダーフォーゲル部(山登りする部活)の顧問です。突然ですが、師の言葉でいまも心に残っているものを紹介します。
富士山にだけは絶対に登るな。奥多摩から眺めろ。
人の多いところへは行かないこと、登山という行為は永遠にマイナーであるべきこと、奥多摩を愛すること、富士山の頂上から富士山は見えないこと、その他いろいろ深い意味や浅い感慨がたくさん込められたこの言葉を、私は中学2年生のときから今日までずうっと守り続けてまいりました。
富士山にのぼる
900円(内税)
石川直樹 2009年 教育画劇 カバー・帯
↑数日前にこういう本が入荷してきたので、その言葉をふと思い出したのでした。石川直樹といえば、10代の頃から世界中を旅してまわり、エベレストを始めとする七大陸最高峰登頂を達成した写真家にして冒険家にして文筆の才もある表現者。彼の著作のタイトル『全ての装備を知恵に置き換えること』はとてもかっこよくて好きです。
彼は富士登山をきっかけに、広大で厳しい世界へと足を踏み出していったそうです。私は奥多摩の山に登って下りてきた後の温泉とビールを愛しています。いや、もし師の教えを破っていたら人生違ったかもとかそういう話ではないんですが、まあその、人生いろいろですね。
石川直樹作品集、ほかにも多数入荷しております。以下紹介します。
2,400円(内税)
石川直樹 2010年 青土社 カバー・帯 カバー表紙下部少スレ有
5,000円(内税)
石川直樹 2014年 青土社 帯
3,000円(内税)
石川直樹 2014年 青土社 帯
1,500円(内税)
石川直樹 2008年 リトルモア カバー・帯
2,500円(内税)
石川直樹 2007年 リトルモア カバー・帯
書名をクリックすると、商品詳細&注文画面へいけます。もちろん店頭にも出していますので、ご興味がおありの方はぜひご覧くださいませ。
よろしくおねがいします。
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