クラリスブックスの読書会のお知らせです。
次回は7月6日(日曜日)、19時より、課題図書は、古井由吉の『杳子』になります。
参加費は一人500円になります(軽食代込みです)。
「罪と罰」「異邦人」と海外の古典が続いたので、日本文学の、しかも現役の作家の作品がいいかなとスタッフの意見が一致したので、今回の読書会は古井由吉の「杳子」を取り上げることにしました。「杳子」で古井由吉は1970年の芥川賞を受賞していますので、彼のキャリアの初期の代表作といえる作品でしょう。のちに「栖」「槿」「仮往生伝試文」といった代表的な長編を生み出す彼の小説世界の萌芽に立ち会えたらと思います。「杳子・妻隠」のタイトルで新潮文庫から出版されておりますので、比較的手に入りやすいかと思います。短い作品ですので初めて古井由吉を読まれる方も、ぜひこの機会に。そしてぜひ読書会にご参加ください。
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〜読書会の流れ〜
★19時より開始。一人5分程度で読んだ感想、思っていることなどを話してもらいます。初めての方は簡単な自己紹介もお願いします。
★20時から30分程度休憩。パンを食べたり店内の本を見てもらったり、みんなと話したり。店内の本はもちろん買うことができます。
★20時30分より、フリートークです。前半の感想をふまえ、『杳子』について、さらに作者古井由吉についてなど、思うところを語り合えたらと思います。
ご参加ご希望の方は、メール、お電話、ツイッターやフェイスブックよりご連絡下さい。
営業時間中に当店に直接来ていただいても、もちろん大歓迎です。
・メール info@clarisbooks.com ・電話 03-6407-8506
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クラリスブックスの読書会について、いままでの読書会のご報告など、よろしければこちらのページをご覧ください。→http://clarisbooks.com/?mode=f8
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皆様からのご連絡、心よりお待ちしております。
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