こんにちは、高松です。
私の大好きな映画の一つであるキューブリック監督の「2001年宇宙の旅」、そこに登場する人工知能HAL9000は、本日1月12日生まれなのです。ということで、下記の本をお勧めします!
未来映画術「2001年宇宙の旅」
3,000円(内税)
ピアース・ビゾニー 晶文社 1997年 カバー・帯
カバー上部少ヨレ有
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この本には図版が多く、他ではあまり見たことのないものも掲載されております。
映画「2001年宇宙の旅」は、1968年に公開されましたが、私は今でもこの映画を超えるSF作品は生まれていないと思っています。ここまでCGの技術が進んだ現代でも、1968年に作られたこの映画の特殊効果を上回る見応え、臨場感、現実感、そして何よりも美しさを映画の中で表現できていないと思います。それほどこの映画の完成度は高く、ある意味この映画は、SF映画の終着点ですらあるように考えてしまいます。
人間だれしも何かを成し遂げようとするとき、少しでも良いものを作り上げたいと思います。その結果が、キューブリックは完璧主義者だ、ということになるのですが、彼自身は、自分はただ良い作品を作りたいだけだ、と、どこかのインタビューで答えています。ただし、その想いを行動に移し、完成させるまでの執念があるということ自体が、完璧主義者なのだと思いますが。
この本には、そのキューブリックの努力がいかに凄まじいものであるかが、多くの図版写真と解説によって語られています。
映画が好きな人、映画作りを目指す人必須の一冊です。
在庫は一点限りになります。品切れの際は、どうぞご了承いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
▲ I’m afraid, Dave…
▲ ディスカバリー号船内、ではなく、クラリスブックスのトイレ。
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