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ようやく店舗の内装工事が終了し、本棚や机などを配置することができました。11月30日のプレオープンのお披露目会、そして12月1日のオープン日に向けて、肝心の本を入れる作業に取りかかれるまでになりました。
といってもあと2日しかない!大丈夫か!?

店内の様子は、実際にご来店いただいたときのお楽しみとさせていただき、ここではほんの少しだけ、内装工事の様子をお知らせしたいと思います。

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▲内装が始まった時。まだなんにもありません。
細かい修正点はその場で解決できますが、大枠はそのまま。しっかり考え、話し合ったから、頭の中のものが現実化していく様が面白かったです。

ここ数週間は店舗の内装のことで頭がいっぱいで、最も大切な「古本」そのものにちゃんと向き合うことができず、なんだかやきもきする日々が続いていたのですが、クラリスブックスの店舗がだんだん完成してゆく様子をドキドキしながら観察することができたのは、それはそれは貴重な体験でした。

店舗の内装、どうしよう〜どうしよう〜とずっとみんなで考えて、時間はかかったけれど、少しずつ、だんだんとみんなの考えがまとまり、最終的には頭の中で同じイメージを共有できるようになりました。
そしてそれを内装の業者さん、職人さんに伝えるわけですが、それがちゃんと伝わったのか、イメージ通りに出来上がるのか、かなり不安でした。

そもそも、全く現実には存在しない空間を、我々クラリスブックスメンバー3人それぞれの頭の中で共有し、それをさらに全く別の人間に伝えるわけです。これはかなり困難なことです。
どういう棚の配置にするか、色はどうする、壁をどうする、その高さは、幅は、床の色はどうする、照明は・・・などなど。いい案が出てもそこにすぐに問題点が発生し、解決策が出た!と思っても、コストがかかりすぎたり、逆に違う問題点が発生してしまったり・・・ほんとうに大変でした。
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▲すごい装置が登場しました。壁を作ってもらう時に活躍するもので、正確な直線、平行をレーザービームで指し示してくれるのです。ちょっとSFっぽい雰囲気。

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▲職人さんたちが話しているところを、邪魔にならないように遠くから聞いている我々。
職人さん、大工さんって、実は私の憧れで、もう少し才能があればそっちの道に進みたかったと思っていました。てきぱきてきぱき阿吽の呼吸でどんどん仕事が進んでいく。現場にいると邪魔になってしまいますが、もしお邪魔ではなければ、ずっとその仕事っぷりを見ていたかったくらい。惚れ惚れしてしまいます。

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▲壁の骨組み。ここから見違えるような変貌を遂げます。

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▲いつの間にか白い壁が登場。カウンターを作ってもらったのですが、どんな感じか、それはぜひご来店いただき、直接ご覧頂ければ、と思っています。

12月1日オープン!そして11月30日にはお店の披露をかねたプレオープンをいたします。
ご案内はこちらをご覧ください!

どうぞよろしくお願いいたします。

高松