最近、映画館で映画を観ていないんです。
出不精ということもあるのですが、歳を取るに連れ三半規管が弱くなっているようで、大きな画面で映像を見ていると、時としてものすごく酔ってしまい途中退場という事もありました。だからすっかり映画館には足が遠のいてしまいました。
なので、最近はテレビで録画で観るという感じです。昔々と違って映画のチャンネルも充実していますし、画面も大きく画質も良いので、これでいいかなと思っています。それでも家で2時間、3時間を映画に費やすというのも思ったほど暇がなく、録画したものもそのままというのが現状です。
夏が去り、昼の疲れも引きずらなくなったし、涼しい今年の秋の夜長は、映画鑑賞にでもいそしもうかなと思う今日この頃です。
若い頃、映画といえばこの人の書くものにかなり影響を受けました。東大の教授である事以前にまさに狂人と呼ぶにふさわしい映画の消化ぷりと、その刺激的な物言いにすっかり虜になったのを思い出します。
映画狂人シネマ事典
蓮實重彦 河出書房新社 2001年
カバー付 小口ヨゴレ・カバー少イタミ有
700円
在庫1点限りですので売り切れの際は御容赦下さい。
さあ、では映画観るか。しばらく前に録画したままになっているベルドリッチの『1900年』に挑むか。長いなこれ、5時間!
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